「嫌われたくない。」
好きな女性ができれば、そう思うのは自然なことです。
できれば好かれたい。
デートを断られたくない。
LINEを終わらせたくない。
せっかくできた関係を壊したくない。
しかし、この気持ちが強くなりすぎると、いつの間にか恋愛の目的が、
「相手と良い関係を築くこと」ではなく、「嫌われないこと」
に変わってしまいます。
すると、
女性の希望には何でも合わせる。
言いたいことがあっても言わない。
無理をしてでも奢る。
LINEの返信ひとつで一喜一憂する。
そんな恋愛になってしまいます。
恋愛塾では、女性を尊重することをとても大切にしています。
最初は敬語で接する。
年下女性にも上から話さない。
相手の気持ちを尊重する。
しかし、
「相手を尊重すること」と「相手に媚びること」は、まったく違います。
今回は、40代男性が陥りやすい「嫌われたくない恋愛」についてお話しします。
① 何でも「女性に合わせる」が優しさではない
「何が食べたいですか?」
「何でもいいですよ。」
「どこに行きたいですか?」
「行きたいところに合わせますよ。」
「何時がいいですか?」
「何時でも大丈夫です。」
本人としては、
「女性の希望を優先している。」
つもりかもしれません。
もちろん、相手の希望を聞くことは大切です。
しかし、毎回すべてを相手に決めてもらうのは、優しさとは少し違います。
例えば、
「和食とイタリアンなら、どちらがお好きですか?」
「僕はこのお店が気になっているのですが、いかがですか?」
このように、自分の考えを出したうえで女性の意見を聞けばいいのです。
自分の意見を持つことと、相手を尊重することは両立します。
むしろ、お互いに意見を言える関係のほうが長く付き合いやすいのではないでしょうか。
② 「嫌われたくない」から自分の意見を言えなくなる
女性と話していて、意見が違った。
そんなとき、
「僕もそう思います。」
と、本当は思っていないのに合わせてしまう。
これも「嫌われたくない恋愛」で起こりやすいことです。
例えば女性が、
「私は休日は絶対に家でゆっくりしたいんです。」
と言ったとします。
あなたは旅行やアウトドアが大好き。
それなのに、
「僕も家にいるのが一番好きです。」
と合わせてしまう。
最初はうまくいくかもしれません。
しかし、関係が深くなれば、いつか無理が出ます。
だから、
「僕は逆に出かけるのが好きなんです。でも、家でゆっくりする休日もいいですよね。」
それでいいのです。
恋愛は、
同じ人間になることではありません。
違う部分があっても、お互いに尊重できるか。
そのほうが大切です。
③ LINEの返信で女性の機嫌を読みすぎない
昨日まではLINEに絵文字があった。
今日はない。
昨日は30分で返信が来た。
今日は半日返ってこない。
文章も少し短い。
すると、
「何か悪いことを言ったかな?」
「嫌われたかな?」
「他に好きな男性ができた?」
と考えてしまう。
そして不安になって、
「大丈夫ですか?」
「何かありました?」
「僕、何かしましたか?」
と送ってしまう。
しかし、返信が遅い理由は本人にしか分かりません。
仕事が忙しいのかもしれない。
疲れているのかもしれない。
スマートフォンを見る時間がなかっただけかもしれない。
もちろん、関係性が変化している可能性もあります。
だからこそ、
一つのLINEだけで相手の気持ちを決めつけないこと。
相手の感情を必要以上に先回りして考えると、自分自身も疲れてしまいます。
④ お金を使えば好かれるわけではない
40代になると、20代の頃より経済的な余裕がある男性もいるでしょう。
そこで、
毎回高級店。
高価なプレゼント。
何でも男性が全額負担。
女性が欲しいと言ったものをすぐ買う。
こうした行動で好意を示そうとする男性もいます。
もちろん、自分が払いたくて払うのであれば、それ自体を否定する必要はありません。
私も、デート代について男性側が多めに負担すること自体は不自然だとは思いません。
問題なのは、
「お金を使わなければ嫌われる」と考えることです。
無理をしてまで奢る。
本当は負担なのに言えない。
プレゼントをしたから好意を返してほしい。
これでは、だんだん恋愛が苦しくなります。
お金は好意を表現する方法の一つにはなっても、
相手の気持ちを買うことはできません。
⑤ 「いい人」で終わることを恐れすぎない
恋愛相談では、
「いい人なんだけど、恋愛対象にはならなかった。」
という話があります。
そのため、
「優しくするとモテない。」
「女性には少しくらい強引なほうがいい。」
と考えてしまう男性もいます。
私は、この考え方には注意が必要だと思っています。
問題なのは、
優しいことではありません。
自分の意思がなく、
何でも女性に合わせ、
嫌われないことだけを考えてしまうことです。
優しいけれど、自分の考えを持っている。
女性を尊重するけれど、必要なら自分の意見も言う。
断るときは丁寧に断る。
これなら何も問題ありません。
「優しい男性」と「都合のいい男性」は違います。
⑥ 無理なことには「NO」と言っていい
例えば、
急に女性から、
「今日会えませんか?」
と連絡が来た。
本当は仕事がある。
予定も入っている。
でも、
「断ったら嫌われるかもしれない。」
と思って予定を全部変える。
一度ならいいでしょう。
しかし、これを繰り返していると、いつか疲れます。
そんなときは、
「今日は予定があるので難しいです。土曜日なら時間を作れますが、いかがですか?」
と伝えればいいのです。
断ることは、相手を大切にしていないという意味ではありません。
大切なのは、
相手の都合も尊重する。そして自分の都合も尊重する。
恋愛は主従関係ではありません。
どちらか一方だけが我慢して成り立つ関係ではなく、対等な二人の関係を作っていくものです。
⑦ 女性に選ばれることだけを目的にしない
ここが今回、一番お伝えしたいところです。
マッチングアプリでも婚活でも、
「どうすれば女性から選ばれるか?」
ばかり考えてしまう男性がいます。
もちろん、相手から好意を持ってもらわなければ恋愛は始まりません。
しかし、忘れてはいけないことがあります。
あなたも相手を見ていいのです。
美人だから。
若いから。
自分に「いいね」をくれたから。
デートしてくれたから。
それだけで、
「この女性に嫌われたくない。」
となる必要はありません。
価値観は合うのか。
一緒にいて楽しいのか。
人への接し方はどうなのか。
約束を守る人なのか。
あなた自身も、その女性と本当に付き合いたいのか。
これを考えてください。
恋愛は、
「女性に選んでもらうための試験」ではありません。
お互いがお互いを知り、
「この人と一緒にいたい。」
と思えるかを確かめていくものです。
「女性を尊重する」と「女性の言いなりになる」は違う
恋愛塾では、女性を尊重することを繰り返しお伝えしています。
特に40代男性が年下女性と接するときは、
最初からタメ口にしない。
上から目線にならない。
人生経験を振りかざさない。
相手の話を最後まで聞く。
こうしたことを大切にしています。
しかし、
尊重=何でも言うことを聞く
ではありません。
例えば意見が違ったら、
「僕は少し違う考えなんです。」
と言ってもいい。
行きたくない場所なら、
「僕はこっちのお店のほうが好きですが、どうですか?」
と提案してもいい。
できないことなら、
「それは難しいです。」
と言っていい。
その代わり、
相手の意見も否定しない。
自分も大切にする。相手も大切にする。
私は、それが本当の「対等な恋愛」だと思っています。
なぜ40代男性ほど「嫌われたくない恋愛」に注意したいのか
40代になると、
「次のチャンスは少ないかもしれない。」
と感じることがあります。
特に、久しぶりに素敵な女性と出会えたときです。
「この人を逃したくない。」
そう思えば思うほど、相手に合わせてしまう。
しかし、
「この女性しかいない」と思った瞬間から、恋愛のバランスが崩れやすくなります。
必要以上に顔色をうかがう。
言いたいことが言えなくなる。
嫌われることが怖くなる。
そして本来の自分ではなく、
「女性に好かれるために作った自分」
で付き合うことになります。
それで交際できたとしても、その自分をずっと演じ続けられるでしょうか。
長く付き合いたいなら、最初から無理をしすぎないことです。
恋愛塾が考える「男の余裕」とは
前回の記事でもお話ししましたが、
男の余裕とは、
高収入であることでも、
女性経験が豊富なことでも、
何でも女性に奢ることでもありません。
私は、
「女性に好かれなくても、自分の価値まで否定されたとは思わないこと」
も大切な余裕の一つだと思っています。
恋愛には相性があります。
どれだけ誠実に接しても、うまくいかないことはあります。
それでも、
「今回はご縁がなかった。」
と受け止められる。
だからこそ、女性に必要以上に媚びない。
そして、相手の気持ちも尊重できる。
この余裕がある男性は、恋愛でも自然体でいられます。
まとめ
好きな女性に嫌われたくない。
その気持ちは自然です。
しかし、
「嫌われないこと」
を恋愛の目的にしてしまうと、自分らしさを失ってしまいます。
40代男性が意識したいのは、
・何でも女性任せにしない
・違う意見があれば丁寧に伝える
・LINE一つで相手の気持ちを決めつけない
・お金で好意を得ようとしない
・優しさと媚びることを混同しない
・無理なことには丁寧にNOと言う
・自分も相手を選ぶ立場だと忘れない
ということです。
女性を尊重する。
でも、自分も尊重する。
女性の意見を聞く。
でも、自分の考えも持つ。
好きという気持ちは伝える。
でも、相手に好意を強要しない。
「嫌われない男」を目指すのではなく、「お互いを尊重できる男」を目指す。
それが、40代からの恋愛で大切にしたい「大人の余裕」ではないでしょうか。


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